植物観察会/KansatsukaiPageMiniLetter391

提供: 広島大学デジタル自然史博物館 植物
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ヒコビアミニレター No. 391 (2011年10月2日)

2011年9月18日の第514回植物観察会は,山県郡北広島町大字川小田(大仙原,標高580-670 m)で行われた.北広島町役場芸北支所の駐車場に10時集合,曇り空の下,参加者33名であった.今回は丘陵地をのんびり歩く予定であったが,予想以上に植物が多く,時間を費やした.町役場構内の芝生内では外来植物や,トダシバ,ヒヨドリバナ,ヤマイ,コブナグサ,ヌメリグサなどを観察,アカマツ林の林縁にはイソノキ,ウワミズザクラ,ネジキ,リョウブ,ミヤマガマズミ,ヤマボウシ,ウメモドキ,ソヨゴの赤い果実が目立つ.道路沿いがオオミズゴケの多い湿地になっており,キセルアザミ,シラヒゲソウ,ヒメシロネ,ミゾソバ,サワギキョウ,ムカゴニンジン,ヌマガヤ,ヤノネグサ,タムラソウ,サワヒヨドリ,ツルニンジンなどが開花中,ヤマラッキョウはつぼみ,コバノギボウシは果実であった.樹木ではハンノキ,キシツツジ,カシワなど,レンゲツツジとメギは放牧地の名残であろうか.林内の路傍にはイヌトウバナ,アキチョウジ,ゲンノショウコの白花,アキノキリンソウ,ノコンギク,シュウメイギク,ヤマシロギク,アキノタムラソウ,ツシマママコナ,ノダケの花,キクバヤマボクチはつぼみ状態,ヤマジノホトトギス,ワレモコウは残花.小さな池があり,水面にフトヒルムシロ,片隅にカンガレイ.基幹林道へ出て約1.5 km歩き,東屋のある親水公園で昼食.ここには,イガホオズキの若い果,アカバナ,ダンドボロギクの花があった.下りの道沿いには,イヌブナ,アテツマンサク,ダンコウバイが目立ち,常緑カシ類は見られない.アケボノソウが開花,ミツバアケビの果実が鈴なり,午前中に見られなかったツリフネソウやツルボの花があった.

(H. Taoda 記)

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