植物観察会/KansatsukaiPageMiniLetter333

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ヒコビアミニレター No. 333 (2007年8月24日)

2007年8月19日の第458回植物観察会は庄原市西城町の比婆山で行なわれた.滞在中の関西菌類談話会メンバーの飛び入りもあり,参加者は53名.予定から30分遅れで六ノ原の県民の森駐車場(800 m)を出発,東尾根沿いに御陵へ向う.たたら製鉄跡の広場からハリギリの花がよく見える.登山道は高齢のヒノキ人工林の中,樹木が少ないが草本や低木が多い.コバノフユイチゴの赤い実,カノツメソウの白い花が目立つ.林床を這うクロタキカズラ,低木のウリノキが若い実を着けていた.草本ではサンインヒキオコシ,オトギリソウ,キンミズヒキ,ガンクビソウが咲き,キバナアキギリはまだ.若いヒノキ林を過ぎ,標高1000 mを超えるとミズナラ二次林.ムシカリ,ヤブデマリ,フウリンウメモドキの実が赤くなっていた.約1200 mからブナ林,水場もあって一息入れる.トチバニンジンの実が色づき始め,ヤマジノホトトギスは残花,オオカニコウモリは咲き始め,ジンバイソウが満開であった.頂上の御陵(1260 m)から越原峠への尾根道は草原時代の名残があり,カワラナデシコ,マルバハギ,ホクチアザミ等の花,コマユミ,ウスノキ,ツノハシバミの実が見られた.峠からの下りはヒノキ林,林床にはヒメモチの若い実,オオモミジガサの残花.標高980 mから林道となり,ヤマブドウ,サルナシ,ハクウンボク,ニガキ,ナナカマド,ウリハダカエデ,クマシデ,キブシ等,完熟直前の果実が多数見られた.

(H. Taoda 記)

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