人と昆虫の関わり

提供: 広島大学デジタル自然史博物館 植物
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人と昆虫の関わり

人は昔から様々な形で昆虫と関わってきました.

カイコを飼育して絹を作る,ミツバチを飼育して蜂蜜を採る, 食べる(食べ物としての昆虫の項参照)・・・. これらは皆人間にとって非常に有益なことです.

一方で,病気を媒介する蚊やゴキブリ,農作物を荒らす害虫など, 非常に困った問題もあります.

このように,良くも悪くも人にとって身近な存在である(あった)はずの昆虫ですが, 最近ではどうも遠い存在になりつつあるのではないでしょうか?

日本の主力産業であったはずの絹織物も工業製品に取って代わられ, 虫を食べることもほとんどなくなってしまいました.

また,隅々まで綺麗にした家の中では害虫に会うことも 以前ほどは無くなったのではないでしょうか.

もちろん,病気が広まらないに越したことは無いのですが…. そして,最近では「生き物を殺すことはよくない」 「採ることで絶滅してしまうじゃないか」などと言う考えから, 昆虫採集をする子供達もあまり見かけなくなりましたね.

もちろん,どちらも度が過ぎてしまえば,確かによくないことです. しかし,誤って虫を殺してしまったことで, 命のはかなさを,身をもって知ることもできます. だから「次からはやさしく触ってあげよう」となるわけです.

以前ある場所できれいなトンボの群れに遭遇しました. そしてそれが何かを知りたくて一匹だけ捕まえました. それはホントにきれいなトンボでした. と,突然怒鳴り声が聞こえ怒られてしまいました.

どうやら採集禁止区域に入ってしまっていたようでした. 確かに,きちんと確認していなかったこちらも悪いのですが, その人は赤土むき出しの,広大な畑を耕していました.

農家の方は生活がかかっているので,こちらも文句を付けることはできません. ここで,どちらの言い分が正しいとかいうわけじゃありません.

人と自然(昆虫)との関わり方を 改めて考えなおさなければならないと感じたできごとでした.

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