ホンゴウソウ

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宮島のホンゴウソウ(撮影: 向井; September, 2001)

目次

ホンゴウソウ Sciaphila nana Blume

その他のシノニム

  • Sciaphila japonica Makino(広島大学理学部附属宮島自然植物実験所・比婆科学教育振興会 1997で採用)
  • Sciaphila boninensis Tuyama
  • Seychellaria japonica (Makino) T.Itô
  • Andruris japonica (Makino) Giesen

分類

種子植物門 Spermatophyta > 被子植物亜門 Angiospermae > 単子葉植物綱 Monocotyledoneae > ホンゴウソウ科 Triuridaceae > ウエマツソウ属 Sciaphila

解説

  • 広島県の本種は,山本正明によって,1982年8月に,宮島と野呂山であいついで発見された.
  • 宮島の生育地は海抜50mのモミ-ミミズバイ林であるが,野呂山は海抜700mのヒノキ植林地で,全国的に見てももっとも高海抜の生育地であろう.
  • 多年生草本.光合成を行わない菌従属栄養植物.植物体は小型で赤褐色.宮島ではヒナノシャクジョウと同じようにセミが鳴き始める頃から開花が始まる.宮島では向井ほか(2001,2007)の報告以降,毎年ほぼ同じ場所で生育が確認されている.植物体は小型で,地上茎は3-5 cm程度でカガミゴケBrotherella henonii (Duby) M.Fleisch.などの蘚類の胞子体程度の大きさであるが,植物体が見つかりにくく暗い林床に生育するためこれまで発見されていなかったものと考えられる.今後の調査で他の場所で生育が確認される可能性が高い.

花期

  • 8月上旬-9月(宮島.写真は2001年9月に撮影).

分布・産地・天然記念物

分布

  • 廿日市市宮島町

産地

天然記念物

標本

  • 野呂山(yw-4850),宮島(ts-820810,山本正明 採集),廿日市市宮島町(HIRO-MY 26601, 26607)

慣用名・英名・広島県方言

慣用名

英名

広島県方言

備考

  • 環境庁コード: 61240
  • 環境庁RDB,県RDB
  • 広島県RDBカテゴリ: 絶滅危惧Ⅰ類(CR+EN)
  • 環境庁RDBカテゴリ: 絶滅危惧IB類(EN)

文献(出典)

  • 中国新聞(1995),広島県(1995),広島大学理学部附属宮島自然植物実験所・比婆科学教育振興会(1997),向井ほか(2001, 2007),平原ほか(2011)

引用文献


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