コケ/利用/苔庭/依水園
提供: 広島大学デジタル博物館
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依水園
見どころ
前園と後園のふたつより構成された回遊式庭園がみられる.ハイゴケとウマスギゴケを主体とするコケ庭で,後園の借景がみごと.前園は江戸時代(延宝年間)に,後園は明治時代につくられた園で,国の名勝指定をうけた名園.若草山,春日山,御蓋山(みかさやま)を遠景にして,中景に東大寺南大門を借景として採り入れ,池や石木をこれと巧みに調和させている名園.季節にはサツキやカキツバタが彩り添え,また,カエデの紅葉はコケの緑の中にあって印象的.阿倍仲麻呂の「天の原ふりさけみれば春日なる三笠の山に出でし月かも」の歌はこの場所で詠まれた.(北川 1983)
場所
〒630-8208 奈良市水門町74 TEL:0742-25-0781 FAX:0742-25-0781
交通
JR奈良駅から市内循環バスで約10分,「国立博物館前」下車徒歩3分.近鉄奈良駅より徒歩15分.
入園料
650円(寧楽美術館の入館料を含む)
ホームページ
ウマスギゴケPolytrichum communeの植え込み. | |
斜面はウマスギゴケPolytrichum communeの植え込み. | 樹木の植え込みの足元はウマスギゴケPolytrichum communeの群落. |
ウマスギゴケPolytrichum communeの植え込み. | ナミガタタチゴケAtrichum undulatumの群落. |
ナンテンとウマスギゴケPolytrichum commune. | |
ウマスギゴケPolytrichum commune. | ウマスギゴケPolytrichum commune. |
茶室のわらぶき屋根の上へ地衣類とコケの楽園.地衣類の白とコケの緑が際立っている. |