ウシガエル

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ウシガエル成体(オス)(広島県三原市沼田東町; 撮影: 池田誠慈, Jun. 18, 2016)
ウシガエル成体(オス)の腹面.オスは前肢第1指に婚姻瘤(こんいんりゅう)(白矢印)をもつ.腹面にはまだら模様がある.(広島県世羅郡世羅町; 撮影: 池田誠慈, Apr. 12, 2015)
ウシガエル成体(オス)の鼓膜(白矢印).オスの鼓膜の直径は眼径よりも大きい.(広島県世羅郡世羅町; 撮影: 池田誠慈, Apr. 12, 2015)
ウシガエルの成体(広島県廿日市市宮島町; 撮影: 田守泰裕, Mar. 24, 2016)
正面から見たウシガエルの成体(広島県廿日市市宮島町; 撮影: 田守泰裕, Mar. 24, 2016)
1年目のウシガエルの幼生(オタマジャクシ)(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Oct. 28, 2016)
2年目のウシガエルの幼生(オタマジャクシ)の側面.尾は胴の後ろから始まる.非常に大きく成長し,変態前は10~12cmになる.(広島県三原市久井町; 撮影: 池田誠慈, Jul. 19, 2015)
2年目のウシガエルの幼生(オタマジャクシ)の腹面.内臓は透けて見えず,黄色味を帯びてまだら模様がある.(広島県三原市久井町; 撮影: 池田誠慈, Jul. 19, 2015)
ウシガエルの幼体(広島県三原市沼田東町; 撮影: 池田誠慈, Apr. 24, 2016)
ウシガエル亜成体.成体に比べてまだ頭の割合が大きい.(広島県廿日市市宮島町; 撮影: 田守泰裕, May 13, 2015)

目次

ウシガエル Lithobates catesbeianus

シノニム

  • Rana catesbeiana

分類

動物界 Animalia > 脊索動物門 Chordata > 脊椎動物亜門 Vertebrata > 両生綱 Amphibia > 無尾目 Anura > アカガエル科 Ranidae > アメリカアカガエル属 Lithobates > ウシガエル Lithobates catesbeianus

解説

  • 食用目的で人為的に移入された外来種.原産地はカナダ南部からメキシコ中部までの北米東部.
  • 北海道・本州・四国・九州および徳之島・沖縄島・石垣島などの島嶼で確認されている.
  • 広島県では,平地の池や沼,河川などに生息.
  • 日本に生息するカエルの中で最も大きい.オスは「ウオー・ウオー」とウシのような声で鳴くため「ウシガエル」の名がついた.繁殖期は長く,5月から9月にわたる.
  • 幼生はその年には変態せず,越冬して翌年の夏に変態するものが多い.
  • 成体は特にアメリカザリガニや昆虫などを好んで食べるが,魚やカエルなど水辺の小動物も食べる.
  • 変態直後の幼体がトノサマガエルと混同される時があるが,鼓膜が大きく(眼径の0.9~1.7倍),背中線・背側線がないことで区別できる.
  • 雌雄の区別は,オスは前肢第1指に婚姻瘤(こんいんりゅう)をもつこと,オスの鼓膜の直径は眼径よりもかなり大きくなること(眼径の1.3~1.7倍)で区別できる.
  • 種小名は18世紀初めに米国各地で採集を行った英国人マーク・ケーツビー(Mark Catesby)氏に献名したもの.

天然記念物・RDB

慣用名・英名・広島県方言

慣用名

  • ウシ

英名

  • American bullfrog

広島県方言

  • 食用ガエル
  • しょっこん
  • しょく

備考

参考文献

  • 比婆科学教育振興会(編). 1996. 広島県の両生・爬虫類. 168 pp. 中国新聞社, 広島.
  • 前田憲男・松井正文. 1999. 改訂版 日本カエル図鑑. 233 pp. 文一総合出版, 東京.
  • 松井正文・関 慎太郎. 2008. カエル・サンショウウオ・イモリのオタマジャクシハンドブック. 79 pp. 文一総合出版, 東京.
  • 大河内 勇. 1979. ウシガエル. 千石正一(編), 原色両生・爬虫類, pp. 150-151. 家の光協会, 東京.

インターネットリソース


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