生活史→変態
(完全変態 ・ 不完全変態)

生き物は形態的特徴(体のしくみ)によって色々なグループに分けられています。

生き物はまず、「動物界」「植物界」という「界」という最も大きなグループに分けられます。
最近では5つの界に分けられるようですが、
ここでは昆虫(綱)が属する「動物界」についてお話します。

まず「界」の下には「門」→「綱」→「目」→「科」→「属」→「種」と言うふうに、
だんだん小さなグループに細かく分かれていきます。

例えば「門」には脊椎(せきつい)動物門、節足(せっそく)動物門などが含まれています。
「脊椎」とは「背骨」のことで、「脊椎動物門」とは背骨を持つ動物のグループです。

ここにはヒト、ヘビ、フナなどが含まれますが、
これらは「門」の次のグループ「綱」で分かれていて、
それぞれ哺乳(ほにゅう)綱(類)、爬(は)虫(ちゅう)綱(類)、
魚(ぎょ)綱(類)となっています。

それでは昆虫はというと「節足動物門」に含まれます。
これは漢字から分かるように、「節のある足(脚)を持った動物」のグループです。

では具体的に皆さんの良く知っている「キアゲハ(種)」についてみてみましょう。
順番に「節足動物門」→「昆虫綱」→「チョウ目」→
「アゲハチョウ科」→「アゲハチョウ属」→「キアゲハ(種)」となります。

「アゲハチョウ属」には他に「ナミアゲハ」「カラスアゲハ」なども含まれます。







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